製造業
製造業DX
取引・生産・原価をつなぎ直した経営基盤DX
1.きっかけは老朽化、本質は「経営基盤の再設計」
同社の生産管理システムは長年安定稼働していましたが、老朽化が進み、将来的な保守・拡張に不安を抱えていました。刷新は避けられない状況でした。 しかし、経営層が本当に感じていた課題はシステムの古さではありませんでした。- 原価が見えにくい
- 取引のデジタル化が遅れている
- 受注から請求までが分断されている
- データが経営判断に活かし切れていない
2.DXTokyoが提示したテーマ 「刷新」ではなく「経営を支える基盤づくり」
DXTokyoは本件を単なるシステムリプレイスとは捉えず、生産・取引・原価を一本化する経営基盤構築プロジェクトとして定義しました。 まず現行業務とデータの流れを整理し、購買・生産・在庫・原価の構造を可視化。その上で新システムでは、取引先との電子請求・電子契約・電子取引の統合、原価の把握精度向上と可視化、データを経営判断に接続する仕組みを同時に実現する設計を行いました。 これにより、業務システムではなく経営を支える基盤としての仕組みを構築しました。3.変わったのは「業務」ではなく「会社の見え方」
刷新プロジェクトの進行とともに、会社の見え方が変わり始めました。 受注 → 生産 → 出荷 → 請求 → 原価 これまで分断されていた流れが、ひとつのデータとしてつながったのです。 取引先とのやり取りは紙や個別対応から電子化へ移行し、業務の速度と正確性が向上。同時に原価は「計算するもの」から、把握し・改善するものへと位置づけが変わりました。4.結果として起きた変化
- 生産管理システム刷新により将来拡張性を確保
- 電子請求・電子契約・電子取引を統合し業務をデジタル化
- 原価の可視化により収益構造が明確化
- 取引・生産・原価データが一体化し、経営判断が迅速化
- 部門最適から全体最適への意識転換が進展
5.このプロジェクトの本質
このプロジェクトは「古いシステムを新しくした」ものではありません。 本質は、「生産・取引・原価を一体管理し、経営の実態が見える基盤を整えたこと」 同社は現在、この基盤をもとに原価改善と取引効率化を進めています。DXTokyoは単なるシステム導入ではなく、製造業の経営基盤を再設計するDXを支援しました。プロジェクト概要
期間
約1年半
投資額
月額約150万円